2020年4月28日はカエル畑10周年記念日でした!

こんにちは、Mr.さくらんぼですウサ!

3日前は夕飯時間くらいに、急にカエル畑さんのついったがモリモリ動いて「どうした!?」ってなった人がいたと思います。

実は、その日は『カエル畑DEつかまえて☆彡』(一番最初のPS2版)が発売されてからちょうど10年という記念日だったんですウサ。

突然の記念日企画だったので「ついったで追えなかったよー」とか「まとめて見たかったよー」という人がいるかもしれないので、Mr.がこのブログでおまとめしましたウサ!

読みたい人は、いつでも↓more↓からどーぞ。






【おめでとう10周年、ありがとう10周年!】


≪場所:月蛙寮 談話室≫

米原 「ミサキちゃんどぅえっす☆彡皆、元気にしてるか! お待ちかねのアイドルが登場だぞ☆彡」

風羽 「あしすたんとの菅野です。先生、ツインテールの愛らしいおぐしが乱れています」

米原 「お、マジか? サンキュー……ってこらこら、ミサキちゃんはアイドルなんだから、お前もちゃんと『ミサキちゃん☆彡』って呼ばないと」

風羽 「分かりました、ミサキちゃん☆彡」

米原 「素直でよろしい。……さて、今日は何の日か知ってるか?」

風羽 「カエル畑の10周年です」

米原 「正解だ! ……といえば、やることは一つだな」

風羽 「と、言いますと」

米原 「男どもが部屋にこもっている時の過ごし方を一挙大公開だぞ☆彡」

風羽 「ほほう、皆さんが何をしていらっしゃるのか知ることができるのですか。それは大変興味深いですね」

米原 「だろ? 褒めてくれていいんだぞ?」

風羽 「よっ! 可愛いよ! ミサキちゃん☆彡」

米原 「……うん、想像したのとちょっと違ったな」

風羽 「と、言いますと」

戸神 「長いんだぜ!」

米原 「! ま、まさかの戸神がツッコミにくるとは……」

戸神 「じゃあ俺ァ部屋に帰るぜ!」

米原 「……え、何しに来たの? あいつ……」

風羽 「我らにツッコミに来たのだと思います」

≪場所:月蛙寮 廊下≫

米原 「さて、とりあえず本題に戻るぞ。野郎どもの部屋をご用改めする訳だが」

風羽 (……ご用改め?)

米原 「それじゃあまずは葉村の部屋から!」

風羽 「御意」

米原 「まあ、どうせカエリーナタンを抱きしめてると思うが」

風羽 「大事にされていますからね」

米原 「じゃあ菅野、葉村の部屋に討ち入りしてもらえるか?」

風羽 「分かりました。……たのもー!」

≪場所:月蛙寮 葉村部屋≫

葉村 「……は?」

風羽 「たのもー」

葉村 「いや、ノックくらいしろよ」

風羽 「…………」

葉村 「おい先生、どうせアンタが仕組んだんだろ!」

米原 「え、何で机に向かってるの?」

葉村 「は? 何でって……予習だけど」

米原 「……そういうの、広瀬の専売特許だから譲ってあげよ?」

葉村 「俺が勉強してちゃいけねーのかよ」

風羽 「そんなことはありません。素晴らしいことだと思います」

葉村 「だよなぁ?」

米原 「椋人くんのことだから、ほら……緑色の何かを抱きしめてるんじゃって話しててな」

葉村 「ちょ……いい加減忘れてくれよ、マジで」

風羽 「癒しを得るものは人それぞれですし」

葉村 「そういう慰めはいらねーよ」

風羽 「これは失礼致しました」

葉村 「いや……別に、お前が謝る必要はねーけどさ」

風羽 「おお、お気遣い頂き恐縮です」

葉村 「そういうんじゃねーし」

米原 「やだ椋人くんったら照れちゃって☆彡ところでお前の従兄がしてる髪型についてどう思う?」

葉村 「別に、何も」

米原 「な、なんて冷たい声と目なの……!」

≪場所:月蛙寮 廊下≫

米原 「酷い目にあった……次は空閑のところに行って癒されよう……」

風羽 「楽しみです」

米原 「もしかしたら法月と一緒に猫の写真でも眺めてるかもな。よし、討ち入ろう」

風羽 「御意。……空閑くん、たのもー!」

≪場所:月蛙寮 空閑部屋≫

空閑 「わっ……! ……あ、菅野さんかぁ、びっくりしたぁ……」

風羽 「これは失礼致しました。ところで空閑くんは今何をされているのですか?」

空閑 「ええとね? 今度皆で一緒にパンを作りたいなって、思ってて……本を見てるんだ」

米原 「高女子力……! でも、ミサキちゃんだって負けないんだから!」

空閑 「あ……先生、どうしたんですか? その頭……」

米原 「え、初見みたいな驚き方をするんだね? 空閑くん……」

風羽 「パン、良いですね、パン」

空閑 「うん! その為に作り方をちゃんと、読んでおこうと思って!」

米原 「うんうん……空閑がそうやって皆に自己主張できるようになって俺も嬉しいよ……!」

空閑 「先生は、そういう方向で自己主張しない方が、良いと思いますけど……」

米原 「ガチで心配された……!」

風羽 「柔らかいパンも美味しいですが、硬いパンも好物です」

米原 「こっちはもうパンのことしか頭にない……!!」

風羽 「パンは美味しいです。いくつでもいけます」

空閑 「す、菅野さんが喜んでくれるような美味しいパン、沢山作ろうね!」

風羽 「はい!」

米原 「おーい、俺も会話に混ぜてよぉー……」

≪場所:月蛙寮 廊下≫

米原 「菅野が相手してくれなくて寂しかったよォ……ぐすんぐすん」

風羽 「申し訳ありません。つい熱くパンについて語ってしまい」

米原 「いいもんいいもん、アイドルはこんなことで涙を見せないんだからぁ!」

風羽 「ところで次は広瀬くんのお部屋です」

米原 「うん……どうしよう、勉強してたら」

風羽 「何か問題でも?」

米原 「いや、ほら……葉村と被っちゃうしさ……」

風羽 「訪ねてみれば分かります。たのもー!」

≪場所:月蛙寮 広瀬部屋≫

広瀬 「…………」

風羽 「おお、広瀬くん。たのもー……」

広瀬 「嘘でしょ!?」

風羽 「む?」

広瀬 「いくら鍵かけてないからって、流石に一声かけてから入るよね?! 事故ったらどうするの!?」

風羽 「事故……とは?」

広瀬 「ああ……最近気が緩んでた……最初の頃だったらこんなことで気が動転してない……!」

米原 「ありがとう広瀬、お前のその反応待ってた(ぐっ)」

広瀬 「あんたの差し金かこの中年ツインテール(真顔)」

米原 「控えめに言ってとても怖いしミサキちゃん中年じゃないもん」

風羽 「申し訳ない広瀬くん。企画ごととはいえ人様の部屋に無断で押し掛けるのは行儀知らずでした」

広瀬 「あうん良いんだよ君は全然悪くないから大声出してごめんね?」

米原 「そうそう、間違いは誰にだってあるものだし」

広瀬 「…………」

米原 「うん、とってもお目目が怖いね。どうしてかな、菅野との扱いのこの差」

広瀬 「人徳です」

米原 「言い切られたー……」

≪場所:月蛙寮 廊下≫

米原 「すごい……これまでに3コンボ決まった……」

風羽 「大丈夫ですか、先生」

米原 「大丈夫、ミサキちゃん☆彡だから」

風羽 「ミサキちゃん☆彡は強いですね」

米原 「さて、次は法月だな」

風羽 「はい、法月先輩です」

米原 「広瀬の時みたいにならないと思うが、とりあえず1回外から声を掛けて入ろう」

風羽 「御意。先輩、たのもーです」

米原 「たのもーですー」

≪場所:月蛙寮 法月部屋≫

法月 「? どうしたの? スガちゃんと……こっちは新手のクリーチャー?」

米原 「アイドルです☆彡」

風羽 「ミサキちゃん☆彡です」

法月 「…………」

米原 「誰か、もう少し温かい目で俺を見てくれないかな……? ほんっとに怖い……ゾクゾクする」

法月 「ゾクゾクするなら喜んでる証だよ。良かったね」

風羽 「ところで先輩、今お部屋で何をされてましたか?」

法月 「今? 写真の整理をしてたんだ。ほら、皆と一緒に沢山写真を撮ったでしょう?」

風羽 「はい。沢山撮って頂きました」

法月 「うん。だから皆の分、アルバムを作ってて」

米原 「え、一人一人に作ってるってことか?」

法月 「そうだよー。それぞれコメントも別なんだから!」

米原 「さっすが法月! 頼りになるお兄ちゃんだな!」

法月 「その台詞、普通の恰好をしたミサキちゃんに言われたかったよ」

風羽 「先輩、違います」

法月 「え?」

風羽 「ミサキちゃん☆彡です」

法月 「……スガちゃんの可愛さと現状の異様さがミスマッチ過ぎて眩暈がする」

米原 「大変だな、法月」

法月 「ミサキちゃんでしょ、スガちゃんに強要したの! やめてよ!」

米原 「強要はしてないって! なあ菅野!」

風羽 「ええ、ご教示頂きました」

法月 「ミサキちゃん……」

風羽 「ミサキちゃん☆彡です、先輩」

米原 「うん、菅野。もう大丈夫だからね?」

≪場所:月蛙寮 廊下≫

米原 「……うん、最後は戸神の部屋だな」

風羽 「先生、心なしかげっそりされています」

米原 「気のせい気のせい! さて、それじゃあ菅野、頼む」

風羽 「御意。たのもー!」

米原 「おら、開けるぞ戸神!」

≪場所:月蛙寮 戸神部屋≫

戸神 「よォ」

風羽 (……相変わらずキノコがすごい)

米原 「……戸神、家庭菜園は外でやろうな? 流石に室内は」

戸神 「いいじゃねェか。この方が手っ取り早ェんだ」

米原 「いや、お前が良くても――」

戸神 「そんなに心配してくれなくて大丈夫だ。アンタは俺より他のガキども見てやってくれ」

米原 「……お前だって、俺の生徒なんだよ」

戸神 「ン? ……あァ、今の俺は確かにそうだな。ははっ、違いねェや!」

風羽 (? 米原先生が何だか辛そうな顔をしている……)

風羽 「……ところで先輩。先輩は今何をなさっていたのですか?」

戸神 「俺かァ? ……いくらお前でも教えられねェなあ」

風羽 「そうなのですか?」

米原 「あ、分かったー! いかがわしいことしてたんだー」

戸神 「あァ、それでも構わねェぜ?」

風羽 「なんと」

米原 「あー……今のなし。分かった、これ以上お前の邪魔はしないよ」

戸神 「邪魔なんて一言も言ってねェけどな。卑屈だなァ」

風羽 (卑屈……なんと先生に似合わない言葉だろう)

米原 「なんとでも言いやがれ! ほら、出ますよー菅野さん」

風羽 「はい。……それでは先輩、お邪魔致しました」

戸神 「おう、じゃあな!」

風羽 「はい!」

≪場所:月蛙寮 談話室≫

米原 「……さて、どうだった?」

風羽 「楽しかったです」

米原 「そ? 菅野にそう言ってもらって俺は嬉しいよ。……あいたた、ゴムに髪が絡まった」

風羽 「先生は凄い方です。そうやって身体を張って皆を楽しませて」

米原 「……このツインテを楽しんでるヤツ、いたかな?」

風羽 「…………」

風羽 「それはさておき」

米原 「正直だな菅野」

風羽 「きちんとしたご挨拶が遅れました。皆さんお久しぶりです。菅野です。この度カエル畑は気付けば10周年を迎えておりました」

風羽 「10年の間に悲しいことや辛いことも沢山あったと思います。それと同じくらい、楽しくて嬉しい日々が貴方に訪れていればこんなに嬉しいことはありません。これから先も貴方が笑って過ごせる宝物のような日々を送れるよう、寮生一同末永く祈っております」
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