2月14日に感謝。
皆様こんにちは。ろぅでございます。
Mr.さくらんぼさんは5月の準備のあれこれで
「他のウサギの手も足も耳も借りたいくらい忙しいんですウサ!」
とのことですので、本日はわたくしがお送りいたします。
さて、先月のバレンタインデーに素敵な贈り物が届きました。
受け取った彼らから御礼が届いております。
贈り主様も、“彼ら”が誰か気になるという皆様も、よろしければ続きをご覧ください。
Mr.さくらんぼさんは5月の準備のあれこれで
「他のウサギの手も足も耳も借りたいくらい忙しいんですウサ!」
とのことですので、本日はわたくしがお送りいたします。
さて、先月のバレンタインデーに素敵な贈り物が届きました。
受け取った彼らから御礼が届いております。
贈り主様も、“彼ら”が誰か気になるという皆様も、よろしければ続きをご覧ください。
ノル 「戸神様、キノコです」
戸神 「おう、お前ェもキノコか!」
ノル 「いえ、私はキノコでは御座いません」
戸神 「何言ってんでェ、どっからどう見たってキノコじゃねェか」
ノル 「ええ、確かに私の頭部は現在苗床真っ只中ですが、私自身はキノコではないのです」
戸神 「なあ、その天辺に生えたキノコは喰えンのか?」
ノル 「食したことがないので何とも。……もしや、食べようとしているのですか?」
戸神 「いや、俺ァ修行中だからな。喰わねぇぜ!」
ノル 「それはようございました。今このキノコと私は一体化しており、もし引き抜かれでもしたら中身がずるりと……」
戸神 「ん? やっぱりお前ェもキノコなのか?」
ノル 「いえ、それとこれとは話が別です。冬虫夏草のようなものかと」
戸神 「ところでお前ェの中身はどうなってやがんだ? ガラス玉みてェな身体じゃねェか」
ノル 「これは表面のみの強化加工なのです。中身は皆様同様臓物がぎっちり詰まっております」
戸神 「そうなのか!?」
ノル 「嘘です」
戸神 「おいおい、嘘はいけねェぜ。閻魔様に舌を舐められるんだぜ?」
ノル 「時に」
戸神 「おう?」
ノル 「実は我々、バレンタインデーにチョコレートを頂いたのです」
戸神 「ああ、あのキノコな!」
ノル 「キノコの形をしていただけで、あれはチョコレートです戸神様」
戸神 「でもキノコには変わりねぇだろ? キノコの形してるんだからよォ!」
ノル 「…………」

ノル 「そうですね」
戸神 「だろ?」
ノル 「戸神様にはキノコ型のチョコを、私の方には私色の袋と缶に包まれたチョコレートをありがとう御座いました」
戸神 「ありがとなァ!」
ノル 「沢山の球体が詰まっていたので、一粒だけ若様に与えておきました」
戸神 「おう、優しいじゃねェかお前ェ」
ノル 「ええ。私、自分でも空恐ろしくなる程の博愛主義者ですので」
戸神 「人を思いやれるってのはすっげェ良いことだと思うぜ! 俺もお前ェを見習わねェとな!」
ノル 「照れますね。それでは我らのお礼タイムもこの辺で終わりと致しましょう」
戸神 「分かったぜ! ……ところでお前ェ、誰だ?」
ノル 「通りすがりのセキセイインコです」
戸神 「おう、お前ェもキノコか!」
ノル 「いえ、私はキノコでは御座いません」
戸神 「何言ってんでェ、どっからどう見たってキノコじゃねェか」
ノル 「ええ、確かに私の頭部は現在苗床真っ只中ですが、私自身はキノコではないのです」
戸神 「なあ、その天辺に生えたキノコは喰えンのか?」
ノル 「食したことがないので何とも。……もしや、食べようとしているのですか?」
戸神 「いや、俺ァ修行中だからな。喰わねぇぜ!」
ノル 「それはようございました。今このキノコと私は一体化しており、もし引き抜かれでもしたら中身がずるりと……」
戸神 「ん? やっぱりお前ェもキノコなのか?」
ノル 「いえ、それとこれとは話が別です。冬虫夏草のようなものかと」
戸神 「ところでお前ェの中身はどうなってやがんだ? ガラス玉みてェな身体じゃねェか」
ノル 「これは表面のみの強化加工なのです。中身は皆様同様臓物がぎっちり詰まっております」
戸神 「そうなのか!?」
ノル 「嘘です」
戸神 「おいおい、嘘はいけねェぜ。閻魔様に舌を舐められるんだぜ?」
ノル 「時に」
戸神 「おう?」
ノル 「実は我々、バレンタインデーにチョコレートを頂いたのです」
戸神 「ああ、あのキノコな!」
ノル 「キノコの形をしていただけで、あれはチョコレートです戸神様」
戸神 「でもキノコには変わりねぇだろ? キノコの形してるんだからよォ!」
ノル 「…………」

ノル 「そうですね」
戸神 「だろ?」
ノル 「戸神様にはキノコ型のチョコを、私の方には私色の袋と缶に包まれたチョコレートをありがとう御座いました」
戸神 「ありがとなァ!」
ノル 「沢山の球体が詰まっていたので、一粒だけ若様に与えておきました」
戸神 「おう、優しいじゃねェかお前ェ」
ノル 「ええ。私、自分でも空恐ろしくなる程の博愛主義者ですので」
戸神 「人を思いやれるってのはすっげェ良いことだと思うぜ! 俺もお前ェを見習わねェとな!」
ノル 「照れますね。それでは我らのお礼タイムもこの辺で終わりと致しましょう」
戸神 「分かったぜ! ……ところでお前ェ、誰だ?」
ノル 「通りすがりのセキセイインコです」