あけましておめでとうございます。
長:今年は寝正月だったウサ
次:はぁ
長:後、とうとう両親がお年玉くれなくなったウサ
次:まだ貰ってたんですか
長:何か問題があるウサ?
次:いえ、まあ、兄者がどれだけ生きることを放棄しても、僕には関係ないですしね
長:今そんな話してたウサか? お年玉の話をしてただけウサよ
長:大体生きることを放棄したらお年玉をもらえなくなったという愚痴は零さないウサ
次:愚痴だったんですか。兄者は面白いくらい自分勝手ですね
長:そういえば
次:はぁ
長:ウサ、免許を取ったウサ
次:…………
長:どうしたウサ、次男
次:いえ、兄者が犯罪を起こす前にどこかに監禁しておこうかなと
次:どこがいいかな……
長:お前はどうしてそう怖いこというウサか
次:先に兄者が怖いことを言ったんですよ
長:何を言ったウサか
次:“免許を取った”、と
長:それのどこが怖いウサ
次:馬鹿に車を与えるなんて、走る狂気にしかなりませんよ
長:誰が馬鹿ウサか
次:兄者です
長:面と向かってそんなお前実の兄に
次:そうなんですよね、貴方と同じ血が流れてると思うだけで虫唾が走ります
長:前にその台詞聞いた記憶があるウサ
長:お前は何処までもウサのことが嫌いウサな……
次:嫌いだなんておこがましいですよ兄者
長:え?
次:嫌われてる内は花なんですから。僕は貴方に無関心です
長:…………。
次:ところで免許取得後、車は運転したんですか?
長:助手席乗るウサ?
次:まさか。貴方、僕を殺す気なんですか?
次:大体死ぬにしても貴方と同じ空間に閉じ込められて死ぬなんて僕は嫌です
長:お前
長:……まあいいウサ。ウサの心は海の様に広いウサから
次:最近海の汚染も酷いですからね。つまり兄者の心は重油流出した海の様……と
長:お前性格きつくなってやしないウサか!?
次:個性が薄いと生き残れませんよ、あーにじゃっ☆彡
長:…………。
長:後で覚えてろ。お前を車に乗せた時、まるで走り屋の様なスピードでカーブを曲がってやるウサからな
次:乗りませんもん。さっきも言ったでしょうに
次:馬鹿なんですか?
長:なんで年始早々こんなに甚振られないといけないウサ!
次:まったくです。こんな険悪な空気作り出して……
長:それはお前ウサよ!
次:ここでお知らせです
長:何だウサ
次:このブログに来て下さった皆様にあの人(?)から年始の挨拶が届いております
長:誰ウサ?
次:ああ……ご丁寧に写真まで送って来て……どこで撮影してきたんだ、これ
長:見せて欲しいウサ見せて欲しいウサ
次:ほら
長:どれどれウサ

あけたわね。
ジョリーよ。
一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)というのをご存知?
初夢で見ると縁起が良いとされているものなの。
貴方は見られたのかしら?
艶かしいまでの紫を醸し出す、ジョリーの夢を。
さて。
去年もいろんな出来事があったわね。
過去に思いを馳せたって仕方ないのだけれど。
だけどやっぱり振り向いてしまうわ、だって女だもの。
ところで私が着用しているジャンパー、どうかしら。
勘のいい子は気付いたかもしれないけれど、
ぽっと出の女スパイがトップを飾った理由。
それは今年の干支である辰と、兎である私がバトンタッチをする……
ただそれだけの為なのね。
少し不満よ。
折角のお正月なのだから、せめて着物を着せて欲しかったわ。
着る機会なんて早々ないのだし。
……あら、割と似合ってるですって?
ありがと。貴方が着ているどてらも中々よ。
全然関係ないけれど、目の前のサンライズが眩し過ぎるわ。
なんだか私もセットで大漁旗のイラストの様になっている気がするのだけれど。
この旗を掲げている船の傍は、アタシが沢山捕れるのかしらね?
フフっ……
え? “グラサンなのに眩しいのか”、ですって?
ええ、目の上半分がグラスよりはみ出しているでしょう?
だから残念だけれども眩しいの。
大きなサングラスくらい支給して欲しいものね。
まあそんなこんなよ。
今年も一年、TAKUYO共々どうぞ宜しく。
――そして貴方達にとって良い年でありますように。
次:長い。もっとコンパクトに纏められないのかあの人は
長:お前、怖いもの知らずウサな
次:僕は内容もない長い文章が嫌いなんですよ
長:それはウサとお前の会話のことを言っているウサか
次:兄者は卑屈だなぁ
長:薄ら笑いでこっち見ないで欲しいウサ
次:そんなこんなで今年もTAKUYOと僕達ウサギを宜しくお願い致しまーす☆彡
長:うぅ……宜しくウサァ……
完
次:はぁ
長:後、とうとう両親がお年玉くれなくなったウサ
次:まだ貰ってたんですか
長:何か問題があるウサ?
次:いえ、まあ、兄者がどれだけ生きることを放棄しても、僕には関係ないですしね
長:今そんな話してたウサか? お年玉の話をしてただけウサよ
長:大体生きることを放棄したらお年玉をもらえなくなったという愚痴は零さないウサ
次:愚痴だったんですか。兄者は面白いくらい自分勝手ですね
長:そういえば
次:はぁ
長:ウサ、免許を取ったウサ
次:…………
長:どうしたウサ、次男
次:いえ、兄者が犯罪を起こす前にどこかに監禁しておこうかなと
次:どこがいいかな……
長:お前はどうしてそう怖いこというウサか
次:先に兄者が怖いことを言ったんですよ
長:何を言ったウサか
次:“免許を取った”、と
長:それのどこが怖いウサ
次:馬鹿に車を与えるなんて、走る狂気にしかなりませんよ
長:誰が馬鹿ウサか
次:兄者です
長:面と向かってそんなお前実の兄に
次:そうなんですよね、貴方と同じ血が流れてると思うだけで虫唾が走ります
長:前にその台詞聞いた記憶があるウサ
長:お前は何処までもウサのことが嫌いウサな……
次:嫌いだなんておこがましいですよ兄者
長:え?
次:嫌われてる内は花なんですから。僕は貴方に無関心です
長:…………。
次:ところで免許取得後、車は運転したんですか?
長:助手席乗るウサ?
次:まさか。貴方、僕を殺す気なんですか?
次:大体死ぬにしても貴方と同じ空間に閉じ込められて死ぬなんて僕は嫌です
長:お前
長:……まあいいウサ。ウサの心は海の様に広いウサから
次:最近海の汚染も酷いですからね。つまり兄者の心は重油流出した海の様……と
長:お前性格きつくなってやしないウサか!?
次:個性が薄いと生き残れませんよ、あーにじゃっ☆彡
長:…………。
長:後で覚えてろ。お前を車に乗せた時、まるで走り屋の様なスピードでカーブを曲がってやるウサからな
次:乗りませんもん。さっきも言ったでしょうに
次:馬鹿なんですか?
長:なんで年始早々こんなに甚振られないといけないウサ!
次:まったくです。こんな険悪な空気作り出して……
長:それはお前ウサよ!
次:ここでお知らせです
長:何だウサ
次:このブログに来て下さった皆様にあの人(?)から年始の挨拶が届いております
長:誰ウサ?
次:ああ……ご丁寧に写真まで送って来て……どこで撮影してきたんだ、これ
長:見せて欲しいウサ見せて欲しいウサ
次:ほら
長:どれどれウサ

あけたわね。
ジョリーよ。
一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)というのをご存知?
初夢で見ると縁起が良いとされているものなの。
貴方は見られたのかしら?
艶かしいまでの紫を醸し出す、ジョリーの夢を。
さて。
去年もいろんな出来事があったわね。
過去に思いを馳せたって仕方ないのだけれど。
だけどやっぱり振り向いてしまうわ、だって女だもの。
ところで私が着用しているジャンパー、どうかしら。
勘のいい子は気付いたかもしれないけれど、
ぽっと出の女スパイがトップを飾った理由。
それは今年の干支である辰と、兎である私がバトンタッチをする……
ただそれだけの為なのね。
少し不満よ。
折角のお正月なのだから、せめて着物を着せて欲しかったわ。
着る機会なんて早々ないのだし。
……あら、割と似合ってるですって?
ありがと。貴方が着ているどてらも中々よ。
全然関係ないけれど、目の前のサンライズが眩し過ぎるわ。
なんだか私もセットで大漁旗のイラストの様になっている気がするのだけれど。
この旗を掲げている船の傍は、アタシが沢山捕れるのかしらね?
フフっ……
え? “グラサンなのに眩しいのか”、ですって?
ええ、目の上半分がグラスよりはみ出しているでしょう?
だから残念だけれども眩しいの。
大きなサングラスくらい支給して欲しいものね。
まあそんなこんなよ。
今年も一年、TAKUYO共々どうぞ宜しく。
――そして貴方達にとって良い年でありますように。
次:長い。もっとコンパクトに纏められないのかあの人は
長:お前、怖いもの知らずウサな
次:僕は内容もない長い文章が嫌いなんですよ
長:それはウサとお前の会話のことを言っているウサか
次:兄者は卑屈だなぁ
長:薄ら笑いでこっち見ないで欲しいウサ
次:そんなこんなで今年もTAKUYOと僕達ウサギを宜しくお願い致しまーす☆彡
長:うぅ……宜しくウサァ……
完